ラオスってどんな国?

ラオスの大地は昔ながらの原風景が広がっています。
この国に生きる人々は皆おおらか。
1,900kmにも渡って悠々と流れるメコン河の如く、ゆったりと構えています。
安心感を覚えるのは、私たちが物質的な豊かさと引き換えに
失ったものがあるからでしょうか?

東南アジアの内陸国−ラオス人民民主共和国

「ラオス人民民主共和国」、通称ラオスは東南アジアの内陸国です。中華人民共和国、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、タイと接しています。その国土の多くが山岳で占められており、ラオスでの最高峰は2,817mの高度を持つ「プー・ビア」です。そして、ラオスの象徴となるのが「メコン河」。メコン河は、チベット高原を源流としており、そこから中国雲南省を通ってミャンマー・ラオス国境線、タイ・ラオス国境線、そしてカンボジアを通じてベトナムに抜ける延長4,023kmの大河です。

ラオスの地図 ラオス最高峰「プービア」(2,817m)を含む山脈
  • 左:ラオス地図
  • 右:ラオス最高峰「プービア」(2,817m)を含む山脈

国内においては、北部の山岳から西部にかけて約1,900kmにわたって流れており、南部では河幅が14kmにも達するところもあります。河にはいくつもの滝が瀑布を形成して、その中に無数の島々が浮かぶシー・パンドン(“4,000の島”の意)と呼ばれる地域もあります。また河の周辺は肥沃で美しい土地が多く「メコンの宝石」とも呼ばれています。ラオスの人々はこのメコン河を生活の基盤としています。

メコン河へ流れ込む支流 シー・パンドン地方にあるラオスのナイアガラ「コーン・パペーンの滝」はメコンの川一杯に展開する滝(南部/チャンパサック県パクセ郡) タート・ローの滝(南部/サラワン県ボロベン高原) タート・パースワムの滝(南部/サラワン県ボロベン高原)
  • 左上:メコン河へ流れ込む支流
  • 右上:ラオスのナイアガラ「コーン・パペーンの滝」(南部/チャンパーサック県パクセ郡)
  • 左下:タート・ローの滝(南部/サラワン県ボロベン高原)
  • 右下:タート・パースワムの滝(南部/サラワン県ボロベン高原)

また、ラオスは国民の6割が仏教徒である仏教国で、町では托鉢僧が見られます。多くの寺院もあり、中でも「タート・ルアン」は、ラオス仏教の最大であり最高の寺院でラオスのシンボルです。その他にも、過去にアンコール遺跡を築いたことで知られるクメール人が進出していた地域もあり、その地域にある遺跡はクメール人のヒンズー教文化と、後に移り住んだラオ族の仏教文化が混在している不思議な雰囲気をかもし出している寺院遺跡も残っています。この寺院遺跡は重要文化財としてユネスコの世界遺産に登録されています。

なお、世界遺産としては、この遺跡のほかにも、ラオス北部に位置する古都「ルアン・パバーン」は、市街地自体が世界遺産に登録されています。

ラオスの象徴「タート・ルアン」(中部/首都ビエンチャン) 世界遺産 古都「ルアン・パバーン」(北部/ルアン・パバーン県) 世界遺産 クメール遺跡「ワット・プー」本殿(南部/チャンパサック県チャンパサック郡)
  • 左:ラオスの象徴「タート・ルアン」(中部/首都ビエンチャン)
  • 右上:世界遺産 古都「ルアン・パバーン」(北部/ルアン・パバーン県)
  • 右下:世界遺産 クメール遺跡「ワット・プー」本殿(南部/チャンパサック県チャンパサック郡)

ラオスの首都は国土の中部に位置している「ビエンチャン」。メコン河をはさんで左岸がビエンチャン市街、右岸はタイのノンカイ県に面しています。首都といってもブランド品が安く手に入る店や近代的な高層建築が立ち並ぶような大都市とは程遠く、静かな町です。東南アジアには、もっと大きな都市、活気にあふれた町、また美しい街がたくさんありますが、こじんまりしていながら適度に賑やかで緑あふれるビエンチャンには、どこか訪れる者の心を惹きつけてやまない魅力があるようです。

ラオスを訪れる人は特にヨーロッパからの旅行者が多くみられ、町では昼夜を問わず、国産ビール「ビア・ラオ」を飲み交わす観光客でにぎわっています。オープンカフェを見ると、一体どこの街?と見間違うほどです。ラオスを訪れる旅人は、旅慣れた人が多く、世界各地を旅した彼らにとっては、大きな変化が少なく、手垢のついていないこのラオスがまさに「最後の桃源郷」と言えるのでしょう。そしてこの国は、そんな期待を裏切らずに、その“通”の旅人たちの欲求に答えてくれるわけです。

メコン河左岸に拡がる首都ビエンチャン。対岸は隣国タイ ある朝の風景(首都ビエンチャン) あるレストランの風景(北部/ルアン・パバーン県) 国産ビール「ビア・ラオ」
  • 左上:メコン河左岸に拡がる首都ビエンチャン。対岸は隣国タイ
  • 右上:ある朝の風景(首都ビエンチャン)
  • 左下:あるレストランの風景(北部/ルアン・パバーン県)
  • 右下:国産ビール「ビア・ラオ」

アジア最後の楽園−人懐こく素朴な笑顔,広がる原風景

ラオスは都会でも古都でも水田でも変わらずに時間がゆっくりと動いており、人々は熱帯の熱い風を受けながらも、悠々と日々を過ごしています。見渡せば、昔懐かしく、東南アジアのどこにでも見ることができる風景があり、人々の笑顔は、見る景色以上に懐かしく、晴れやかな気持ちと共に安堵感を覚えます。

そして日本人にはなじみのある共通の文化も見られ、共感できる部分もあることに気づくでしょう。例えば、彼らは私たちと同じく米を主食としています。また、おじぎをすることで礼儀を伝えます。そして日本人と同じように勤勉でまじめな性格です。家族や人々と触れ合う彼らを見ていると古きよき素朴な時代の日本を思い出されるかもしれません。
また、はるかラオスから伝わってきたものも日本にはあり、例えば、沖縄の泡盛はラオスの赤米焼酎が起源だと言われています。こうしてみると、意外にも日本と似ている国であることを知り、そのルーツさえも考えさせられます。

メコン河移動(南部/パクセ⇒カンボジア方面へ) 水田で作業する人(南部/チャンパサック県) 素朴な笑顔の親子(南部/パクセ郊外) 町で見かけた、はにかむ子供(首都ビエンチャン郊外)
  • 左上:メコン河移動(南部/パクセ⇒カンボジア方面へ)
  • 右上:水田で作業する人(南部/チャンパサック県)
  • 左下:素朴な笑顔の親子(南部/パクセ郊外)
  • 右下:町で見かけた、はにかむ子供(首都ビエンチャン郊外)

赤茶色に濁ったメコン河の対岸は隣国であるため、人々の友好的な笑顔もこのあたりの影響があるのかもしれません。目の前に悠々と長く太く、そして力強く流れるメコン河を見ていると、国の盛衰と、悠久の深い思いに駆られます。

ラオスには、大きなリゾート地もエンターテイメントもありません。しかしそれこそが、唯一で最大の魅力なのでしょう。500〜2000mを超える山々に閉ざされ、64もの民族の伝統と文化を守り、ひなびた田園風景を残してきました。そこに生きる人々はみなおおらかで、メコンの流れの如くゆったりと構えています。安心を覚えるのは、私たちが物質的な豊かさと引き換えに失ったものがあるからでしょうか?

誰もが懐かしく温かいと思う、原風景。見渡せば出会えることの、贅沢さ。ラオスが「アジア最後の楽園」と呼ばれる理由は、この国の奥深さの虜になる、このことかも知れません。

ルアンバパーン郊外の風景(北部/ルアン・パバーン県)[1] ルアンバパーン郊外の風景(北部/ルアン・パバーン県)[2]
  • 左・右:ルアンバパーン郊外の風景(北部/ルアン・パバーン県)
  • 商品の特長
    商品の特長
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  • ラオス商店が目指すこと
    ラオス商店が目指すこと
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