ラオスってどんな国?

「ルアン・パバーン」の町はかつての王都で、王宮や寺院が残っています。
また「ワット・プー」は、アンコールワットに代表されるクメール人が作ったクメール遺跡の一つ。
クメール人が信仰していたヒンズー教と、ラオス人が信仰する仏教が混在しています。
どちらも世界遺産に登録されている貴重な文化財。
ラオスの古代と現代が調和したモダンな町と、古代にタイムスリップできるミステリアスな遺跡です。

世界遺産−古都ルアン・パバーン

ルアン・パバーンは、首都ビエンチャンから国内線で40分、メコン河を約 400 km上流にさかのぼったラオス北部に位置するかつての王都で、カーン川とメコン河の合流地点に位置する緑豊かな町です。その美しい町並みと、歴史的、文化的遺跡保護の観点から1996年ユネスコによって世界遺産に指定されました。

ラオスは、1899年にフランスのインドシナ連邦に編入され植民地となりましたが、1975年に起こった革命により共産主義政権が成立するまで王宮が置かれていました。現在でも、旧王宮や寺院など数多くの歴史的建造物が残されており、古都としての落ち着いた雰囲気を漂わせています。

ルアン・パバーンのメインストリートである「シーサヴォン通り」は、隣接するサッカリン通りと合わせ全長約1.5kmあります。この通りからは、かつての王宮で現在博物館になっている「王宮博物館」、王宮博物館の隣にありこの町でも有名な寺院「ワット・マイ」などの名所へアクセスできます。また、サッカリン通りからは16世紀に当時の国王が立てた寺院「ワット・シェントーン」へ行くことができます。

町の建物はフランス植民地時代のヨーロッパテイストの華やかさとアジアンテイストの素朴さが混ざり合っていて、どことなくモダンでお洒落。古きよき時代の日本に似た風景を今も保っており、そこにいるだけで心が安らぐような素朴な町です。多くのレストランやカフェ、民芸品ショップや旅行代理店などが立ち並び、“名所を観光して、歩き疲れたらカフェで一休み”といったような散策が楽しめます。

また町中にあるプーシーの丘(プーシー山)からは町全体が一望できます。名物の夕陽は荘厳です。日が落ちた後、毎日17時頃から22時頃にかけては、シーサヴォン通りの一部が車両通行止めとなってナイトマーケットが開かれます。

ルアン・パバーンのメインストリート「シーサヴォン通り」 プーシー山から見たルアン・パバーンの町並み 托鉢のために町を歩く僧侶 夜の市場
  • 左上:ルアン・パバーンのメインストリート「シーサヴォン通り」
  • 右上:プーシー山から見たルアン・パバーンの町並み
  • 左下:托鉢のために町を歩く僧侶
  • 右下:夜の市場

王宮博物館と寺院「ワット・マイ」

王宮博物館は、フランス植民地時代である1904年に当時の王であるシーサヴォンとその家族の宮殿として建てられました。現在は博物館になっており、当時王宮として使用していた調度品や世界各国からの贈呈品や黄金仏などが展示されています。展示品の中でも玉座があるホール一面に施されたモザイク画は、日本から取り寄せたステンドグラスによって作られたといいます。

また、王宮博物館の隣にありルアン・パバーンでも有名な寺の一つ「ワット・マイ」は、1796年に建立された比較的新しい寺院です。屋根は五層で成り立っている標準的なルアン・パバーン様式。そして本堂の扉には釈迦の説話や、古代インドの叙事詩「ラーマヤーナ」が描かれた黄金のレリーフが見られます。

王宮博物館 王宮博物館 敷地内の詞 王宮博物館に隣接する寺院「ワット・マイ」 「ワット・マイ」本堂の壁にある黄金のレリーフ
  • 左上:王宮博物館
  • 右上:王宮博物館 敷地内の詞
  • 左下:王宮博物館に隣接する寺院「ワット・マイ」
  • 右下:「ワット・マイ」本堂の壁にある黄金のレリーフ

パク・ウー洞窟

ルアン・パバーン郊外、メコン河を船で約35kmさかのぼった場所には、「タムブン洞窟」と「タムティン洞窟」の二つの洞窟からなる「パク・ウー洞窟」があります。船着場から見える洞窟が「タムティン洞窟」で、そこから左側に続く階段を15分ほど上がって行くと「タムブン洞窟」があります。この洞窟は16世紀に発見され、洞窟内には人々が運び込んだ4000体 以上の大小様々な仏像が安置されています。

パク・ウー洞窟入り口 パク・ウー洞窟へ行く途中、メコン河から見た風景 洞窟内の仏像[1] 洞窟内の仏像[2]
  • 左上:パク・ウー洞窟入り口
  • 右上:パク・ウー洞窟へ行く途中、メコン河から見た風景
  • 左下・右下:洞窟内の仏像

世界遺産−ワット・プーと関連古代遺跡群

ラオス南部の県の一つ、チャンパサック県にある「ワット・プー」と関連古代遺産群は、クメール遺跡の一つで、2001年ユネスコによって世界遺産に指定されました。ワットとはタイ語系の言語で「寺」、プーとは「山」の意味です。11世紀ごろカンボジアの主要民族であり、カンボジアのアンコール遺跡を築いたことでも知られるクメール人によって栄え、宮殿(あるいは城)や、クメール人が信仰していたヒンズー教寺院などが多く建立されました。アンコール遺跡群は有名ですが、ワット・プーはそれ以前に作られたといわれています。その後タイから進出してきたラオ族に支配者が代わって仏教文化が興隆し、これらの宮殿が新たにワット(寺)として位置づけられました。現在は仏教寺院としてラオスの人々の信仰を集めています。

ワット・プー 本殿の仏像 ワット・プー 本殿 ヒンズー教の神ヴィシヌの彫刻
  • 左:ワット・プー 本殿の仏像
  • 右上:ワット・プー 本殿
  • 右下:ヒンズー教の神ヴィシヌの彫刻

ワット・プーは、木々が生い茂る参道が300mほど続いており、そこには、「リンガ」が飾られています。「リンガ」とは梵語で象章のことで、転じて男根の意味です。ヒンズー教では神シヴァ(男性)の象徴とされています。そして北殿と南殿の間を西に進むと石段が始まり、それを上った先に本殿があります。本殿の飾り彫刻などはヒンズー教寺院なのでアンコール遺跡群とよく似ていますが、祀られているのは仏像です。このように遺跡内部はヒンズー教の飾りと仏像が混在しており、とても不思議な雰囲気をかもしだしています。

「リンガ」がある参道 上空から見たワット・プー 南側の宮殿と聖牛殿
  • 左:「リンガ」がある参道
  • 右上:頂上から見た全体図
  • 右下:南側の宮殿と聖牛殿
  • 商品の特長
    商品の特長
    直接口に入れるものだからこそ、安全で健康的な選りすぐりの製品を販売しております。
  • ラオス商店が目指すこと
    ラオス商店が目指すこと
    “地球と未来の子供たちのために”をモットーに、少しでもラオスの人達の生活をささえる力になれるように運営・活動しています。